播州刃物(by.シーラカンス食堂)
日本独自の文化が消えていく・・。
そんな未来は想像できますか?テレビでは語られているけど、身近なところではいかがでしょう? 敏感な方はソワソワしはじめていると思います。そして、いままで出店頂く皆さんからも口を揃えて、日本のモノづくりの未来について心配をし、真剣に考えはじめています。
今回シーラカンス食堂の小林さんには、つくり手を支える強力なサポーター(デザイナ)として「そろばんビレッジ」「播州刃物」の2店舗出店いただきます!
夜の部でも、デザイナとして現場でどのように活動をされているか、そして日本のモノづくりについて語って頂く予定となっています!
会場に来ていただいた方は是非話しかけてみてください!
いろいろな御話を聞けるのではと思います!
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Q1.今の仕事をはじめられたきっかけを教えてください。
地元の地域産業の後継者問題が深刻で、このままだと産業が途絶えてしまうという危機感から、何か若い自分にできないかと思い、現在のシーラカンス食堂を立ち上げました。
そろばんビレッジと播州刃物は地元兵庫県小野市の伝統的な産業と弊社との取り組みで生まれたものです。
Q2.どういう想いでものづくりをされていますか?
日本の文化産業は世界の財産だと感じているのですが、時代のスピードや戦後のしわ寄せなどによって危機を迎えているものが多いです。日本人がもっと日本文化を見直し、大切にして未来に残した方が良いという思いで活動しています。日本のものづくりは文化です。
Q3.ものづくりの仕事をはじめたいと思っている方へのメッセージ
先ず、江津とかに遊びに行き、リアルな未来を見ることが大切だと思います。
Q4.正直なところ、いま抱えている問題は?
産地のエコシステムが成り立たなくなる日がいつ来るかわかりません。急に来るかもしれません。未来に残すには自立するという方向性と、産地のエコシステムの底上げが必要なもの、いろいろなパターンがあると思います。しかし直面している現場ではまだまだ若者の力が足りていません。まずは若い世代がもっと田舎で活動してほしい。
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